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​基本コース

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本やことばと向き合うことにはじめは多くのゼミ生が不安を抱えていました。

でも心配はいりません!

先生の講義とゼミが連動しているので、基礎から学ぶことができます。

今ではみんな立派に研究に取り組んでいます。

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「いろいろできるゼミ」の土台。着実に身に付ける学問の技術

「Q&A」のコーナーでも書かれていた通り、福田ゼミは国際学部のなかでもダントツで多様な分野に開かれたゼミです。そう聞くとどこか楽しそうですが、「できることがたくさんあり過ぎて、何に取り組んだらいいかわからない」なんてことになってしまうのは、不安ですよね。けれども、福田ゼミではきちんと「基本のコース」が設けられているから、大丈夫。三年次の一年間では、以下の二つの活動に全員が共通して取り組みつつ、プラス・アルファのオプションとしてそれぞれが「自分のやりたいこと」を選択することができます。

 

★基本コースの活動①(講義と連携した読書会)

前提として、このゼミの基本的な活動は、福田先生の講義科目と連動しています。ゼミ生は福田先生が担当する「近代ヨーロッパ文化論」(前期)と「現代ヨーロッパ文化論」(後期)を必ず履修して、「このゼミで実践することのできる研究のひろがり」を一年かけてじっくり把握していきます。

そのうえで、このゼミの活動の基本となるのが、これらの講義のポイントをより良く理解するためのサポート的読書会。これが2週間に1回のペースで定期的に開催されます。具体的には、講義の中で扱われた重要なポイントを一歩進んで把握するための導入的テクストを読み、先生が用意してくださった言語化課題に取り組んだうえで、クラスでのディスカッションを行う、という流れ。……そう聞くとなんか堅苦しいですが、講義を受講している他の履修者には受けられない「サポート」がゼミのなかに常時設けられていると考えれば、けっこうなお得感があります。(じっさい、ゼミで頑張って勉強し、講義科目の方でもいい成績を取る人が多いです)。

国際学部は教養系の学部なので、ゼミに入った時点ではみんな「専門知識がゼロ」状態からのスタート。そんなところから、二年間のあいだにそれぞれが「自分のやりたい研究」を実現するためには、相当に効率的しかたで「準備段階」を設計することが必要です。福田先生は、なんであれ「ある目的を実現するための準備の過程をデザインすること」がとても上手な方なので、このようにしてゼミと講義を有機的に繋ぎ合わせながら、私たち自身が「やりたいこと」を本当に実現できるような環境を作り出してくれているのだと思います。

 

★基本コースの活動②(「手に取った書籍可視化活動」)

このゼミの「名物」のひとつです。その名の通り、図書館やら書店やらに足を運び、そこで自分たちが「手に取った」学術書をスプレッドシートに各自記入していくという、あえていえばそれだけの活動。ちなみに「手に取った書籍」なので、「読む」必要はありません。「なんじゃそりゃ!?」と思われるかもしれませんが、3年次の1年間、この活動に取り組んでいくだけで、多くの人が自主的に本に手を伸ばすようになり、「本を読むこと」を日常に変えていくから不思議です。これを書いている私自身も、ゼミに入った時点では本なんてまったく読みません(/読めません)でしたが、いまでは結構レベルの高い学術書でも読みこなせるようになりました。ちなみにこの課題のアイデアは、福田先生ご自身が大学生だった頃のゼミ体験にあるとのこと。詳しくは先生が執筆したエッセイを読んでみてください(リンク先からPDFをダウンロードできます)。

 

「基本のコース」はたったこれだけ。やるべきことをシンプルに把握してしっかり「安心感」を作ったうえで、残りの部分は人によって期末レポートを作成するか、その分を「自分のやりたい活動」に挑戦するかを選択することができます。オプション部分に興味が湧いた方は、どんな活動があるか、以降の項目を引き続きお楽しみください。

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