FUKUDA SEMINAR
「フランス語習得」コース
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学術書に出てくるフランス語、原語で読めたらカッコいい !
読み方/語彙力/文法習得に特化した秘密のメソッドで、「1年間でのフランス語習得」に挑戦します。
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フランス留学への扉......?
ひとつ前のところで取り上げた「ハイレベル読書会」と並んで、「ガッツリ学問系/進学希望系」の人たちを対象にしたオプションです。
いまの時点で細かく説明すると話がややこしくなりそうですが、福田先生の本来の専門はフランスの文学・アート・思想の研究です。国際学部という学部の性質上、そうした専門知識を私たちに全力で投げつけてくるようなことは全くありませんが(ご安心ください笑)、やっぱり講義やゼミではフランス関連のトピックが登場してくることがよくあります。そんなわけで、ゼミでの生活が四年次を迎え、それぞれが本格的なしかたで卒業研究のことを考え始めると、意外とフランス語圏の作家や研究者が書いた本を翻訳で読む機会が増えてきて、「ああ、せっかくだからちょっとでもフランスが読めればなあ……」と思ったりすることもしばしば。
この「フランス語習得コース」では、そんなニーズに対応するために、やはり二週間に一回のペースで「基本的なレベルのフランス語を読めるようになること」に特化した勉強会を行います。「ほんまかいな?」と思われるかもしれませんが、自身もフランスへの留学経験があり、語学教育のキャリアも豊富な福田先生が練り上げてきた極秘メソッドでしっかり自主学習を重ねることで、たった1年の期間で「フランス語が読める!」を本当に実現することが可能です。
とはいえ、あらかじめお伝えしておくと、こちらについては「気軽なコース」ではまったくなく、自ら選んだ目標を「やり遂げる!」という、一人一人の強い意志が不可欠です。けれども、そうした厳しさのその先には、他のコースでは決して切り開かれることのない新しい世界が待っています。先生曰く、このコースで本気の勉強を重ねてきた人たちと、一年の締めくくりにル・クレジオという小説家(ちなみにノーベル賞作家)の短編小説を何ページも読み進めることができたときの感動は、例えようのないほど大きなものだった、とのこと。ちなみにその時のメンバーのなかには、自力でフランス留学の道を切り開き、帰国後にゼミでフランスの近代社会(「モード」や「消費社会」の誕生)を対象にした研究を進めている人もいます。
このように、けっして易しい道ではありませんが、フランス語/フランス文化に興味がある方も、ぜひこのゼミの扉を開いてみてください!